【名探偵コナン】は主人公の高校生探偵・工藤新一が、黒の組織に毒薬「APTX4869」を飲まされ幼児化してしまい「江戸川コナン」として黒の組織を壊滅すべく立ち向かいます。
コナンに登場する「黒の組織」は、未だ謎に包まれた組織です。
黒の組織のエピソードだけでも数多く存在しておりますので、このキャラクターって誰だっけ？となることも多いはず…。
そこで今回は「黒の組織」のメンバーを紹介します！
「黒の組織」とは？目的は？
引用：劇場版名探偵コナン【公式】
「黒の組織」とは、工藤新一に毒薬「APTX4869」を飲ませ、謎に包まれた犯罪組織です。
名探偵コナンでは、今までに様々な黒の組織に関するエピソードが描かれておりますが、組織の正式名称や目的は未だ謎に包まれたまま。
作中では、幼児化したり年を取らないキャラクターが存在することから「若返りや不老不死を目的としているのではないか？」とファンの間で様々な考察がされていました。
しかし、2014年発売された情報誌『ダ・ヴィンチ』で掲載された青山剛昌先生のインタビューにて「不老不死は目的ではない」と断言されている為、不老不死・若返りなどは本来の組織の目的ではなく、一つの過程に過ぎない可能性も考えられます。
黒の組織 メンバー一覧
ここからは、現在発覚している黒の組織のメンバーを紹介いたします。
黒の組織のメンバーの中には、秘密を隠しているメンバーや、世界中の諜報機関からスパイとして潜入捜査しているメンバーもいます。
あの方 / 烏丸蓮耶（CV：？？？？）
「あの方」と呼ばれていた、黒の組織のボスの正体は烏丸蓮耶であることが判明しました。（941話～942話（95巻）マリアちゃんをさがせ!）
名探偵コナンの連載が開始されてから、約23年経ってからの大きな進展です。
作中では名前とシルエットのみしか描かれていない為、素顔や容姿は謎のまま。
半世紀前に99歳で謎の死を遂げた大富豪であり、40年前の時点では既に100歳を超えているとされています。
そのため、今生きていると仮定した場合140歳を超えていることになり、本来であれば生きているはずのない人間ということに。
現在黒ずくめの組織を動かしているボスが、本物の烏丸蓮耶なのか、烏丸蓮耶の代わりに何者かが組織を動かしているのか…様々な憶測が飛び交っています。
そして、APTX4869を投与された人間が幼児化している事や、ベルモットが年を取らないことを考えると、烏丸蓮耶も何かしらの方法で若返っている可能性も考えられます。
現状では「組織のボスが烏丸蓮耶である」ということしか判明していない為、今後どのように展開されるのか期待です。
ラム（CV：千葉繁）
組織のNo.2であり、組織のボスの側近。
黒ずくめのコードネームを持つメンバーの中でも「ジン以上の大物」と言われています。
初代のラムは彼の父親で、現在のラムは2代目。父親のコードネームをそのまま受け継いでいます。
毛利探偵事務所の隣にある寿司屋の板前・脇田兼則として初登場を果たし、その後1077話～1079話（100巻）黒ずくめの謀略で、ラムの正体が脇田兼則であることが判明。
しかし判明したといっても、知っているのは読者や視聴者サイドのみで、コナンやFBI達はラムの正体を未だ知らないまま物語は進んでいます。
ラムは組織の中でもかなりの切れ者で、その実力はコナン・工藤夫妻・FBIも苦戦を強いられるほど。
しかし、17年前に起きた「羽田浩司殺人事件」に関与しており、ジンからは「ラムがぬかった仕事」と言及されています。
ラムは切れ者という点に加え、バーボンに対し工藤新一の情報を探るよう指示をしており、毛利探偵事務所の近くにも姿を現しているため要注意人物です。
ジン（CV：堀之紀）
引用：名探偵コナン（Facebook）
黒ずくめの組織の幹部で、工藤新一に「APTX4869」を投与した張本人。
コナンにとっては黒ずくめの組織を壊滅させることが目的ではありますが、自分に毒薬を投与させた張本人であるため宿敵のような存在です。
冷酷な性格で「疑わしきは罰する」という信念を貫いており、裏切者やNOC（スパイ）と判明した人間は、容赦なく抹殺します。
組織の中ではリーダーのような立ち位置でメンバーに指揮することが多く、FBIの手に渡ったキールを奪還する作戦では瞬時にキールが乗っている車の場所を正確に見抜いたり、「ノイズが聞こえる」という仲間の言葉だけで盗聴器が仕掛けられていることに気づくなど、頭が切れる人物です。
222話～224話（28巻）そして人魚はいなくなったでは、不老不死の夢をかなえられる「儒艮（じゅごん）の矢」の過去の抽選参加者名簿に、「黒澤陣」という名前が書かれているシーンが登場しています。
この「黒澤陣」という名前は偽名である可能性はありますが、ファンブックでの作者へのインタビューでは「ジンの裏設定は黒澤陣」と明かしています。
ウォッカ（CV：立木文彦）
引用：名探偵コナン（Facebook）
ジンと同じく黒ずくめの組織の幹部であり、ジンの弟分のような存在でジンのことを「兄貴」と呼んでいます。
組織の幹部ではありますが、注意点に欠けている点から失敗することもあるため、度々ジンから注意を受けている姿も。
しかし「バラ（殺）した人間は覚えていない」というジンとは対照的で記憶力が良く、ジンが「APTX4869」を投与した工藤新一のことをはっきりと覚えています。
ジンのように非道で横暴な性格ではあるが、組織のメンバーの中でも人間味を持った性格であり、ジンに拳銃を向けられた仲間に対し躊躇するような態度を見せていることも。
「そして人魚はいなくなった」の回では、参加者名簿に「黒澤陣」と一緒に「魚塚三郎」という名前が書かれている為「魚塚三郎」も、作者はウォッカの本名として扱っている可能性が高そうです。
ベルモット（CV：小山茉美）
引用：名探偵コナン（Facebook）
黒の組織の女性幹部で、本名はシャロン・ヴィンヤード。
表向きはハリウッド女優として活躍していた大女優ですが、後にシャロンの娘のクリス・ヴィンヤードと同一人物であり、一人二役だったことが明らかになりました。
シャロンの実年齢は既に50歳を超えていますが、素顔は50歳を超えているとは思えない程の若さを保っています。このことから、何かしらの方法で若さを保っていると考えられていますが、その理由は解明されていません。
また、組織の中でコナンと灰原の正体を知っている唯一のメンバーですが、その正体を組織に明かしておらず、時には味方のような立場になることも。
コナンに対して「彼なら銀の弾丸（シルバーブレット）になれるかもしれない」と期待しており、組織の壊滅を望んでいる節も見受けられます。
なお、バーボンがベルモットに対し「あなたがボスの…」と呟いていたことから、ベルモットと組織のボス（烏丸蓮耶）の間には大きな秘密があることは明らかになっていますが、どのような秘密なのか？については、今のところ明かされていません。
キール（CV：三石琴乃）
引用：名探偵コナン（Facebook）
本名は本堂瑛海。
アメリカ情報中央局・CIA諜報員として組織に潜入しているスパイです。
初登場時は「水無怜奈」という偽名を使い、表向きは日売テレビの女性アナウンサーとして活動していましたが、赤と黒のクラッシュシリーズ以降、アナウンサーとしての活動は休止しています。
かつては同じCIAである父（イーサン・本堂）と共に、組織の末端の構成員として潜入捜査をしていましたが、イーサン・本堂の死をきっかけに「キール」というコードネームを与えられるようになり、ジンたちと共に幹部として活動するようになりました。
組織の暗殺計画中に交通事故に遭い、キールの身柄はFBIの手に渡ったことがきっかけで、コナンと赤井秀一に、CIAの諜報員であることを見抜かれてしまいます。
しかし、組織に戻ることを引き換えに「FBIにも組織の情報を渡す」という赤井からの条件を呑み、コナン・赤井の協力で組織に戻ることに成功し、現在も組織で活動を続けています。
バーボン（CV：古谷徹）
引用：名探偵コナン（Facebook）
本名は降谷零。
警察庁警備局警備企画課（通称：ゼロ）から、組織に潜入しているスパイです。
「安室透」という偽名を使い、毛利小五郎の弟子として毛利探偵事務所の1Fにある「喫茶ポアロ」でアルバイトをしており、更に公安警察（降谷零）・探偵（安室透）・黒の組織（バーボン）の3つの顔を持っていることから「トリプルフェイス」と呼ばれています。
推理力や洞察力・身体能力など全体的な能力に優れており、爆弾解体に関する知識も持ち合わせている為、原作・アニメに関わらず劇場版でも様々な場面で活躍しています。
かつては親友で警察学校の同期である、スコッチ（諸伏景光）と共に組織に潜入していましたが、スコッチが自殺したことをきっかけに、ライ（赤井秀一）を恨んでいます。
キャンティ（CV：井上喜久子）
引用：名探偵コナン（Facebook）
黒ずくめの組織の女性幹部であり、腕利きのスナイパーで、主に同じ組織のスナイパーであるコルンと共に行動しています。
短気で横暴な性格の為口調が荒くその性格が仇となっていることもあり、一般市民の多い場所での狙撃では迂闊に姿を露見させてしまうことも。
ベルモットに好意を寄せていた組織のスナイパー・カルバトスを、ベルモットが利用し見殺しにしたことで、ベルモットをひどく毛嫌いしています。
コルン（CV：木下浩之）
引用：名探偵コナン（Facebook）
黒ずくめの組織の幹部で、キャンティと同じく組織の腕利きのスナイパーです。
キャンティとは反対の性格で、口数が少なく基本的には無口で、言葉を発する時は淡々とした話し方が特徴。感情を表に出すことがなく、常に帽子とサングラスを着用している為素顔は不明。
そしてキャンティ同様、カルバトスを利用したベルモットを嫌っています。
元・黒ずくめの組織 メンバー一覧
ここからは、過去に黒ずくめの組織に在籍していて抜け出したメンバーや、既に亡くなっている元組織のメンバーを紹介します。
過去のメンバーがストーリーに大きく関わっていることもありますので、是非チェックしてみてくださいね。
シェリー（CV：宮野志保）
引用：名探偵コナン（Facebook）
本名は宮野志保。
シェリーというコードネームで組織で活動していた科学者であり、コナンが飲まされた「APTX4869」の開発者。
両親（宮野厚司・宮野エレーナ）も黒ずくめの組織の科学者として活動していたが、後に事故死しており、姉の宮野明美が唯一の肉親でした。
姉も組織の末端として活動していましたが、その姉が組織に殺害されたことをきっかけに「薬の研究を中止する」と告げて組織に対抗し監禁されてしまいます。
その後、自殺するつもりで隠し持っていたAPTX4869を服用したところ、幼児化したことで組織から抜け出すことに成功し、工藤新一のところへ向かう途中で阿笠博士に拾われました。
現在は阿笠博士の元で「灰原哀」という名前を名乗り、コナンと同じく小学一年生の姿で過ごしています。
ライ（CV：池田秀一）
引用：アンク＠金曜ロードショー公式
本名は赤井秀一。
「諸星大」という偽名を使い黒の組織に潜入していたFBI捜査官。
ライというコードネームを与えられるようになりましたが、とあるFBI捜査官のミスで自身がスパイであることがバレてしまい、潜入捜査が打ち切りとなりました。
その後しばらくはFBI捜査官として組織の捜査を行っていましたが、交通事故に遭いFBIの手に渡ったキールを組織に戻す代わりに、自分の死を偽装したことで、組織から自分の目を遠ざけました。
赤井秀一が生きていることを組織に知られない為、阿笠博士・工藤有希子の協力で大学院生・沖矢昴として工藤邸に身をひそめながら、FBI捜査官としてコナン達と共に組織の壊滅を図っています。
スコッチ（CV：緑川光）
引用：名探偵コナン（Facebook）
本名は諸伏景光。
降谷（バーボン）と共に警視庁の公安警察として黒ずくめの組織に潜入していたスパイ。
自分がスパイであることが組織内で露見してしまい、自殺しようとしたところをライ（赤井秀一）に止められ、ライの手を借り逃亡を図ることに。
しかし、追手の足音が聞こえライの目の前で懐にしまっていた携帯電話ごと拳銃で自らを打ち抜き自殺してしまいました。
宮野明美（CV：玉川砂記子）
シェリー（宮野志保）の姉であり、組織の末端として活動していました。
明美は妹と組織を抜け出すため、「10億円の強奪事件を成功させることができたら、妹と共に組織から抜けさせてやる」という組織の命令に従い「10億円強奪事件」を決行し、成功させました。
しかし組織は端から抜けさせるつもりはなく、妹のシェリーは科学者として大事な存在であるため、この無謀な計画に失敗した口実で消す予定でした。
しかし明美が計画を成功させてしまったうえに10億円の在りかを吐かないため、組織は「裏切り者」として明美を殺害します。
コナンは彼女から「頼んだわよ、小さな探偵さん」と最期に託され、「組織を必ず壊滅させる」と強く心に決めたきっかけとなりました。
宮野厚司（CV：中村悠一）宮野エレーナ（CV：鈴木弘子→林原めぐみ）
宮野明美・宮野志保の両親であり、黒の組織の研究員として活動していた組織のメンバー。
「烏丸グループ」から研究をバックアップすると持ち掛けられた二人は、後に組織の研究員として活動することとなりました。
二人の死因は事故死（研究所の火事に巻き込まれた）とされており、二人が亡くなったのは志保が生まれてすぐのことでした。
テキーラ（CV：廣田行生）
コンピュータプログラム関係の取引を行っていた、組織の幹部。
ゲーム会社「満天堂」のゲームソフト発表会にて、爆弾入りのアタッシュケースを手に取ってしまい爆死してしまいます。テキーラの死後、彼の仕事はウォッカが引き継いでいます。
体格は2mを超える大男でかなり荒い性格が目立っており、コナンを平気で蹴り飛ばしたりしています。また、爆弾が入ったアタッシュケースに気づくことができない等、組織のメンバーとしてはかなり抜けている点が目立ちます。
彼の登場は1度きりですが、黒の組織関連のエピソードでは名前が度々登場しています。
ピスコ（CV：村松康雄）
本名は枡山憲三。
表向きは大手自動車メーカーの会長を務めていますが、裏では黒ずくめの組織の幹部として活動しており、組織の中でも高齢であの方（烏丸蓮耶）に長年仕えた人物でもあります。
灰原＝シェリーであることを知る数少ない人物で、ある議員を殺害した後に杯戸シティホテルで行われたパーティ会場で灰原を誘拐します。
シェリーの両親（宮野厚司・エレーナ）とは仲が良く、APTX4869の内容は耳にしていた様子で、幼児化したシェリーの姿を見て「君がここまで研究を進めていたとは…」と称賛しています。
しかし、パーティ会場にて拳銃を使用して議員を殺害した瞬間を記者に撮影されてしまい、口封じのためジンに射殺され杯戸シティホテルの火事で焼死しました。
楠田陸道（CV：岩田光央）
キールが交通事故に遭いFBIの手に渡った際、キールが匿われている病院を突き止める為に組織が送り込んだメンバー。
杯戸中央病院に潜伏中コナンやFBIにその正体を見抜かれ車で逃走するも、赤井秀一が追いかけてきたことに対し恐怖した楠田は、隠し持っていた拳銃で自らの頭を打ちぬいて自殺しました。
後に楠田の遺体は、コナン・赤井・キールの作戦により赤井の死を偽装をする為、利用されたことが明らかとなっています。
カルバトス（CV：？？？）
キャンティ・コルンと同じく組織の腕利きのスナイパー。
登場時はセリフがなく外見もシルエットのみだったため、容姿などの詳細は不明です。
ベルモットの依頼により、シェリーを殺害する為に日本に来日しました。
埠頭にてベルモット共にFBI捜査官のジョディを追い詰めましたが、途中で現れた赤井秀一に背後をとられ、腕や足を骨折し身動きの取れない状態となりました。
赤井の登場で追い込まれたベルモットはコナンを人質に取り、そのまま逃走。
カルバトスも自分が身動きの取れない状況で逃げ場がないことを察し、隠し持っていた拳銃で頭を打ちぬいて自殺しました。
イーサン・本堂（CV：小山力也）
CIAの諜報員であり、娘・本堂瑛海（キール）と共に黒の組織に潜入していたスパイ。
とあるミスがきっかけで、正体がバレそうになった娘を守るため「イーサン本堂がスパイであることを知った瑛海は、口封じのためイーサン・本堂に囚われてしまったが、隙をついてイーサン本堂を射殺した」というシナリオを作り上げ、瑛海に拳銃を握らせ射殺されたように見せかけ自殺しました。
この事件がきっかけで、瑛海はキールというコードネームを与えられ幹部に昇進しましたが、彼女にとって父の死は心の中に深い傷をつけることとなりました。
沼淵己一郎（CV：龍田直樹）
灰原の情報により黒の組織のメンバーであることが発覚していますが、コードネームが与えられておらず組織では末端の末端。
体の身軽さを買われ、組織では殺し屋として育てるつもりでしたが、使い物にならなかったためシェリー（灰原）が開発した薬の被験者にされる予定でした。
殺人事件の犯人として登場し、現在は死刑囚として収監されています。
劇場版名探偵コナン 黒の組織のメンバー一覧
ここからは、劇場版に登場した黒の組織のメンバーを紹介します。
原作・アニメには登場していない劇場版のオリジナルキャラクターですが、ファンの間では人気のキャラクターもいますので、是非作品と共にチェックしてみてくださいね。
アイリッシュ（CV：幹本雄之）
劇場版名探偵コナン「漆黒の追跡者（チェイサー）」に登場する、黒の組織のメンバー。
ピスコを父のように慕っていた為ピスコを射殺したジンを恨んでおり、作中でコナン＝新一であることを知ったアイリッシュは、コナンをボスの元へ連れていくことでジンを失脚させようと企んでいました。
物語終盤ではアイリッシュが警察から逃げられないことを察知したジンが、口封じのためメモリーカードごとアイリッシュを打ち抜いたため射殺されてしまいました。
独自でコナンの正体を突き止め、コナンを追い詰めたりするなどの活躍はファンからかなり高い評価を受けており、劇場版で亡くなったことを惜しまれているキャラクターです。
キュラソー（CV：天海祐希）
引用：アンク＠金曜ロードショー
劇場版名探偵コナン「純黒の悪夢（ナイトメア）」に登場した黒の組織のメンバーで、ラムの右腕。
警察庁に忍び込み、公安警察が掴んでいる世界中のNOC（スパイ）リストを盗み出します。
車を盗んで逃走するも大事故に巻き込まれて記憶喪失になってしまい、後にコナン達少年探偵団と出会うことになります。
しかし、記憶が戻った後も少年探偵団たちとの思い出を忘れられず、組織を裏切ることを決意した結果、組織はキュラソーを裏切り者と判断し抹殺することを決めます。
最後は重症を負いながらもクレーン車に乗り、組織によって破壊された観覧車を止め子供たちを守ることに成功しますが、その代償に観覧車の下敷きとなり死亡してしまいます。
身体能力を見ると黒の組織のメンバーとしても非常に優秀で、最期には少年探偵団たちを死守したり悲劇的な結末を迎えた結果となりましたが、ファンの間では人気の高いキャラクターとなりました。
ピンガ（CV：村瀬歩）
引用：アンク＠金曜ロードショー
劇場版名探偵コナン「黒鉄の魚影（サブマリン）」に登場した組織のメンバーで、ラムの側近。
海洋施設「パシフィック・ブイ」に女性エンジニアのグレースとして5年間潜入し、その施設の中にある「老若認証システム」で灰原の居場所と同時にコナン＝工藤新一であることも突き止めました。
パシフィック・ブイでは同じエンジニアのレオンハルトを殺害し、その後殺害のトリックと灰原の誘拐の実行犯である事がバレてしまい逃走を図ります。
パシフィック・ブイから抜け出し組織の潜水艦へ戻ろうとしたところ、ジンと連絡が取れなくなったピンガは、裏切られた形で組織が仕掛けた爆弾の爆発に巻き込まれ死亡しました。
スタウト（CV：マイケル・リース）アクアビット（CV：カート・コモン）リースリング（CV：沢海陽子）
スタウト・アクアビット・リースリングは、劇場版名探偵コナン「純黒の悪夢（ナイトメア）」で登場した、黒の組織に潜入しているスパイです。
スタウト・・・イギリス秘密情報部・MI6
アクアビット・・・カナダ安全情報局・CSIS
リースリング・・・ドイツ連邦情報局・BND
この3人は警察庁に忍び込んだキュラソーにより、盗み出されたNOCリストの中に名前が入っていたため、スパイであることが組織内で露見してしまい射殺されました。
原佳明（CV：橋本晃一）
劇場版名探偵コナン「天国へのカウントダウン」に登場した組織のメンバーで、西多摩市にあるツインタワービルの会社「TOKIWA」の専務取締役。
プログラマーとしては優秀で、その腕を組織に買われ組織の一員として活動していましたが、組織のコンピューターをハッキングしようとしたことでジンに殺害されてしまいます。
物腰の柔らかい人物であることから、少年探偵団たちとすぐに打ち解けており組織の人間とは思えない程、温厚な見た目です。
岡倉政明（CV：？？？？）
劇場版名探偵コナン「漆黒の追跡者（チェイサー）」に登場した組織のメンバー。
作中では被害者として顔写真のみ登場しており、セリフなどはありません。
広域連続殺人事件の被害者。
表向きは代議士だが一般人を装った組織のメンバーで、自身の保険の為に組織のNOCリストが入ったメモリーカードをお守り袋に入れて持ち歩いていました。
メモリーカードを持ち歩いていたことが組織内で発覚した岡倉は、近々組織によって消されるはずでしたが、広域連続殺人事件の被害者として先に殺害されてしまいます。
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黒の組織のメンバーの今後は？
今回、黒の組織のメンバーを紹介いたしました。
黒の組織は今も謎に包まれており、その全貌はまだ明らかになっていません。
しかし、新たな組織のメンバーの登場や過去の出来事・事件が徐々に明らかとなってきておりますので、今後の展開に注目です！
下記の記事では、黒の組織の登場回・重要回をまとめています。
黒の組織のエピソードだけをまとめてチェックしたい場合は、【最新】名探偵コナン 黒の組織の登場回・重要回まとめ（漫画・アニメ・映画）を参考にしてください。
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