【名探偵コナン】は1994年から週刊少年サンデーで連載を開始し、2024年現在でも連載が続いている本格推理漫画です。
名探偵コナンでは今までに様々なエピソードが描かれていますが、コナンを見た方であれば一度は印象に残っている名セリフや名言があるのではないでしょうか?
今回は名探偵コナンの名言・名セリフを、各キャラクターごとに紹介します。
各セリフのエピソードも掲載いたしますので、ぜひエピソードをチェックしてみてくださいね。
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【名探偵コナン】名言・名セリフ キャラクター一覧
ここからは、各キャラクターごとに名言・名セリフを紹介いたします。
コナンファンの中でも名言として人気のセリフや、個人的にお気に入り・印象に残っているセリフをピックアップいたしました。
どのキャラクターもそれぞれの個性や魅力あふれるセリフを残しておりますので、是非コミックスやアニメをチェックしてみてくださいね。
江戸川コナン(工藤新一)
「推理に勝ったも負けたも、上も下もねーよ。真実はいつも、たった一つしかねーんだからな。」
引用:【名探偵コナン 単行本10巻File.92 – 96・アニメ48話~49話「外交官殺人事件」】
・エピソード…8話~49話(10巻)「外交官殺人事件」
新一と推理勝負をしていた平次の「お前のほうが一枚上手だった」というつぶやきに対して返した、新一のセリフ。
工藤新一の頭脳を確かめるため毛利探偵事務所を訪れた服部平次は、殺人事件をどちらが解決できるか勝負していました。
推理勝負で上下なんか決めるものではないということと、どれほど難事件であろうとも、たどり着く真実は必ず一つだけであるという探偵としての新一の信念が伝わります。
「なぁ服部。お前、人を殺したことあるか?犯人を推理で追い詰めて、みすみす自殺させちまう探偵は殺人者とかわんねーよ」
引用:【名探偵コナン 単行本15巻~16巻File.150 – 153・アニメ77話~78話「名家連続変死事件」】
・エピソード…77話~78話(15巻~16巻)「名家連続変死事件」
人探しの依頼を受けとある家の誕生パーティに参加したコナンが、殺人事件を推理する中で平次に対して放ったコナンのセリフ。
犯人を推理で追い詰めて自殺させたというエピソードは、単行本7巻・アニメ11話 ピアノソナタ『月光』殺人事件。
真相を突き止めたコナンは全員集めて推理ショーを披露しましたが、その最中に犯人が逃げ出したことに気づき、全員で後を追いかけると犯人は火を放ちピアノを弾きながら自殺しました。
この事件を引きずっていて犯人を自殺させてしまったことを悔いており、自分を殺人者と同じであると思い詰めています。
今後このような結末が起こらないように、コナンなりの探偵としての戒めのセリフのような気がします。
「不可能な物を除外していって残った物が…たとえどんなに信じられなくても…それが真相なんだ!!」
引用:【名探偵コナン 単行本28巻File.279 – 283・アニメ222話~224話 「そして人魚はいなくなった」】
・エピソード…222話~224話 (28巻)「そして人魚はいなくなった」
三國島で起こった連続殺人事件を推理する中で、コナンが話した推理を信じ切れない平次に対して放ったコナンのセリフです。
コナンが推理した内容はかなり衝撃的だったため、信じきれないのも無理はない内容ですが、この言葉は探偵として事件を推理するうえで、大事な信念であるようにも思えます。
「Drugs and murder are foul without any excuse…(麻薬と殺人はやっちゃならねー反則…) deserve a red card for a loser…(みっともねーレッドカードだよ…)」
引用:【名探偵コナン 単行本29巻File.293 – 295・アニメ238話~239話 「大阪“3つのK”事件」】
・エピソード…238話~239話(29巻) 「大阪“3つのK”事件」
コナンの憧れであるサッカー選手、レイ・カーティスに向けてコナンが放ったセリフです。
事件を推理していくコナンですが、真相に近づくほどコナンにとっては信じたくない事実ばかりが発覚していき、珍しく焦ったり感情的になっています。
ですが、どれだけ大好きで憧れた選手であろうと、探偵としての信念を貫き真実を明らかにするコナンがとてもかっこいいです。とても切なく個人的にはかなり印象に残っている忘れられない回です。
「わけなんているのかよ?人が人を殺す動機なんて、知ったこっちゃねーが…人が人を助ける理由に… 論理的な思考は存在しねーだろ?」
引用:【名探偵コナン 単行本34巻~35巻File.350 – 354・アニメ286話~288話 「工藤新一NY
の事件」】
・エピソード…アニメ286話~288話(34巻~35巻) 「工藤新一NYニューヨークの事件」
1年前に新一と蘭がNYへ行った際、階段から落ちそうになった通り魔を助け、なぜ自分を助けたのか?と尋ねる通り魔に対して新一のセリフです。
犯罪者であれ、どんな人でも理由なんて関係なく助けようとする信念を持っているところが新一らしいです。
「余計な感情が入りまくって、たとえオレがホームズでも解くのは無理だろーぜ! 好きな女の心を… 正確に読み取るなんて事はな!!」
引用:【名探偵コナン 単行本71巻~72巻File.743 – 752・アニメ618話~621話 「ホームズの黙示録」】
・エピソード…アニメ618話~621話(71巻~72巻) 「ホームズの黙示録」
コナンの姿でロンドンへ向かったものの、ちょっとしたミスで新一がロンドンにいることが蘭にバレてしまい、新一の姿で蘭と会ったときのセリフです。
普段は照れ隠しばかりで蘭に素直な気持ちを伝えられない新一ですが、ここではっきりと蘭=好きな女であることを伝えています。胸キュン名セリフですね。
「一度口から出しちまった言葉は、もう元には戻せねぇんだぞ。言葉は刃物なんだ。使い方を間違えると、厄介な凶器になる」
引用:【第15作目 劇場版名探偵コナン「沈黙の15分」(2011年)】
・エピソード…第15作目 劇場版名探偵コナン「沈黙の15分クォーター」(2011年)
光彦・元太・歩美が大人に内緒で危険な遊びをしてしまい、光彦・元太が相手を責めるような口喧嘩になった際にコナンが発したセリフです。
大人にも子供にも共通して言えることですが、人を傷つけるような言葉を一度口から出してしまうと、二度と修正できず、言葉一つで一生相手を傷つけてしまうこともあります。
どんな時でも「人を傷つけない言葉を選ぶ」ことが重要であると感じさせてくれるセリフですね。
毛利蘭
「勇気って言葉は身を奮い立たせる正義の言葉…人を殺す理由なんかに使っちゃダメですよ…」
引用:【名探偵コナン 単行本31巻File.311 – 313・アニメ246話~247話 「網にかかった謎」】
・エピソード…アニメ246話~247話(31巻) 「網にかかった謎」
「勇気を出して復讐のために殺人を実行した」と自分を正当化する犯人に対してのセリフです。
まさに正論といえるセリフ。
何事にも勇気を出すことは大事なことではありますが、どんな理由でがあろうと人を殺すための理由で「勇気」という言葉を使ってはいけないということを教えてくれるセリフです。
「そんなの絶対ダメだよ!!わたし園子と一生親友でいたいから!!」
引用:【名探偵コナン 単行本39巻File.398 – 400・アニメ329話~330話 「お金で買えない友情」】
・エピソード…アニメ329話~330話 (39巻)「お金で買えない友情」
「お小遣いが少なくて園子とスキーに行けない」と新一に嘆くと「金持ちの園子に頼れ」と言われ蘭が返したセリフです。
友達がどれだけお金持ちであろうと、何よりも友情を大切にできる蘭の誠実さと、園子への気持ちがより伝わってきます。お金で買えない友情とはまさにこのことですね。
「命に他人のも自分のもありません…奪っちゃいけない大切な物ですから…」
引用:【名探偵コナン 単行本96巻~97巻File.1022 – 1026・アニメ993話~994話 「代役・京極真」】
・エピソード…アニメ993話~994話(96巻~97巻) 「代役・京極真」
犯人が自殺をしようとしたときの蘭セリフです。
人は一度死ぬと二度と生き返ることもありません。
自分の命だから・他人の命だからという軽い気持ちで失っていい命などない、ということを改めて学ばせてくれるセリフですね。
毛利小五郎
「どんな理由で…どんなトリックを使ったかは知らねーが…この犯人は…この事件だけは許せねぇ…必ず俺が暴いてやる!!絶対にな!!!」
【名探偵コナン 単行本9巻File.84 – 86・アニメ27話~28話 「小五郎の同窓会殺人事件」】
・エピソード…アニメ27話~28話(9巻) 「小五郎の同窓会殺人事件」
小五郎の大学時代の同窓会で同級生が殺害され、同窓会メンバーの中に犯人がいると確信した時の気持ちを露わにしたセリフです。
同級生の中に犯人がいると確信したからこそ、どんな理由であれ絶対に許さないと豪語しました。
必ず自分で事件を解決させると強く心に決めた小五郎に、グッとくる有名なシーンです。
「バーカ、おまえが弱くなっただけだよ…心も体もな…」
引用:【名探偵コナン 単行本9巻File.84 – 86・アニメ27話~28話 「小五郎の同窓会殺人事件」】
・エピソード…アニメ27話~28話(9巻) 「小五郎の同窓会殺人事件」
1つ目と同じエピソードで、小五郎が犯人に一本背負いをかけ「腕は落ちてないようだ」とつぶやく犯人に返したセリフです。
犯人が同級生であるが故許せないという気持ちの反面、このセリフを発した時の小五郎の表情や声が少し切なく感じますが、最後まで探偵として自分の心を鬼にし、真相を暴く小五郎が最後までかっこいいです。
「幼なじみのお前を…こんなつらくて悲しいウソで一生縛りたくはねーからな…」
引用:【名探偵コナン 単行本37巻File.374 – 376・アニメ305話~306話 「見えない容疑者」】
・エピソード…アニメ305話~306話(37巻) 「見えない容疑者」
事件の真相を突き止めた小五郎に、幼馴染に「犯人を見逃してほしい」と懇願されたときのセリフです。
自分の幼馴染だからこそ犯人を庇うことで自分にも罪が重なるため、背負わないでほしいという小五郎の優しさが溢れ出ています。
このエピソードでは、コナンよりも先に真実にたどり着いた小五郎の活躍回でもありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
「我を見失って人殺しをしちまうような奴に…チームの命運を背負い続ける事は出来なかったと思うぜ…」
引用:【名探偵コナン 単行本45巻File.463 – 465・アニメ371話~372話 「物言わぬ航路」】
・エピソード…アニメ371話~372話 (45巻)「物言わぬ航路」
被害者に騙されたことを不憫に思いながらも、犯人に対して正論をかざすセリフです。
プロ野球の世界で日本記録を塗り替えようとしていた被害者を殺害し、自分の名を天下にはせようとしていた犯人でしたが、小五郎のこの一言で我に返り泣きじゃくりました。
つらい過去があろうとも、我を忘れ殺人を犯してしまうような人が活躍できるほど、プロの世界は甘くないという現実を突きつけるようなセリフでした。
「殺人なんてゲームやドラマの中だけに留めてほしいもんだ…。本当に人を亡くした悲しみはゲームやドラマどころじゃねぇからな…」
引用:【名探偵コナン 単行本32巻・48巻~49巻File.499 – 504・327・アニメ425話 「ブラックインパクト! 組織の手が届く瞬間」】
・エピソード…アニメ425話 (48巻~49巻)「ブラックインパクト! 組織の手が届く瞬間」
阿笠博士の家で、博士自作の推理ゲームを小五郎がプレイしているときのセリフです。
当たり前のことではありますが、人が亡くなるということは誰かが悲しむことになりますので「簡単に奪っていい命なんて何一つない」ということを改めて教えてくれるようなセリフです。
「死なせやしねえ!てめえに自分の犯した罪の重さを分からせてやる!」
引用:【第2作目 劇場版名探偵コナン「14番目の標的ターゲット」(1998年)】
・エピソード…【第2作目 劇場版名探偵コナン「14番目の標的ターゲット」(1998年)
犯人の仕掛けた爆弾により建物が崩壊し、逃げ場を失い「放せ!」と叫ぶ犯人に対して放ったセリフです。
自分を陥れた被害者への復讐のために、関係のない人間を巻き込んだりしたうえで、自分で自分の命を終わらそうとする身勝手な犯人への叱咤の言葉でした。
「やめられるかよ。真実を解き明かすのが探偵の性なんでね」
引用:【第9作目 劇場版名探偵コナン「水平線上の陰謀ストラテジー」(2005年)】
・エピソード…第9作目 劇場版名探偵コナン「水平線上の陰謀ストラテジー」(2005年)
沈没しそうな豪華客船の中で、推理を続ける小五郎に「推理している場合ではない」と煽る犯人に対して返したセリフです。
自分が危機に陥っている状況でも、探偵として真相を解き明かそうとする小五郎の信念が改めて伝わります。
この作品は小五郎にスポットが当てられている作品で、小五郎が自力で解決したエピソードとしても有名な作品なのでぜひチェックしてくださいね。
服部平次
「う、動くな和葉…動いたら…殺すぞ…」
引用:【名探偵コナン 単行本28巻File.279 – 283・アニメ222話~224話 「そして人魚はいなくなった」】
・エピソード…アニメ222話~224話 (28巻)「そして人魚はいなくなった」
崖から落ちそうになる平次と和葉。和葉は「自分が落ちれば平次は助かるかも…」と平次の手に矢を刺しますが、それでも和葉の手を離さない平次が放ったセリフです。
何があっても離すものかと言わんばかりのこのセリフに、胸を打たれたファンも多いのではないのでしょうか?
とてもシンプルなセリフですが、和葉を大切に思う平次らしいセリフでとてもかっこいいです。
「命には限りがあるから大事なんや…限りがあるからがんばれるんやで…」
引用:【名探偵コナン 単行本28巻File.279 – 283・アニメ222話~224話 「そして人魚はいなくなった」】
・エピソード…アニメ222話~224話 (28巻)「そして人魚はいなくなった」
1つ目と同じエピソードで、犯人や被害者に向けて放ったセリフです。
平次自身も直前で崖から落ちるという命の危機に直面したからこそ、限りがあるから頑張れるということをかみしめたような発言です。命は永遠ではなく、有限であると改めて感じさせてくれるセリフですね。
「その手離したら…殺すで」
引用:【第21作目 劇場版名探偵コナン「から紅の恋歌」(2017年)】
・エピソード…第21作目 劇場版名探偵コナン「から紅の恋歌」(2017年)
高校生皐月杯の会場である皐月堂で火事が起こり、和葉を救出する際に放ったセリフです。
「そして人魚はいなくなった」でも似たような発言していますが、劇場版ということもありアクションも加わってさらに迫力のある名シーンでした。
このシーンでも「絶対に和葉を守る」という相当な覚悟を持っている平次が描かれており、平次&和葉ファンは大興奮間違いなしです。
灰原哀(宮野志保)
「大切なのはその知識を誰に聞いたかじゃなく、どこでそれを活用するか… 今のあなたは私にとって最高のレスキュー隊員よ!」
引用:【名探偵コナン 単行本27巻~28巻File.273 – 275・アニメ212話~213話 「きのこと熊と探偵団」】
・エピソード…アニメ212話~213話 (27巻~28巻)「きのこと熊と探偵団」
松茸狩りで灰原が足を怪我したため、手当てした光彦を褒めると「コナンに聞いたことだから、すごいのは自分ではない」と言った光彦に対してのセリフです。
情報をインプットするだけでなくアウトプットすることが大切であると教えてくれるセリフだなと感じました。
「方言は言葉に付けたアクセサリー…外したければ外せばいいけど、捨てちゃだめよ…それにはあなたがそこで育ったという…大切なメッセージが刻み込まれているんだから…」
引用:【名探偵コナン 単行本53巻File.548 – 549・アニメ460話 「1年B組大作戦!」】
・エピソード…アニメ460話 (53巻)「1年B組大作戦!」
自分が関西弁をしゃべることに対して恥ずかしがる、クラスの転校生・東尾マリアちゃんへ向けたセリフです。
自分だけ違った話し方をすることに対して、恥ずかしくなってしまうマリアちゃんに「わざわざなくす必要はない」ということを伝えています。
セリフにもある通り、方言はそこで育った・生きたという証でもあるので、恥ずかしがることなく誇りを持とうというメッセージです。
「缶ジュースの自動販売機と一緒だわ。お金を入れれば喉を潤してくれるけど、入れなければ何もしてくれないもの。お金なんかじゃ人の心は買えやしないわよ…」
引用:【名探偵コナン 単行本39巻File.398 – 400・アニメ329話~330話 「お金で買えない友情」】
・エピソード…アニメ329話~330話 (39巻)「お金で買えない友情」
大学生の間で起こった殺人事件の中でつぶやいたセリフです。
お金があれば物を買うことはできますが、人の心はどれだけお金があろうとも簡単に買うことはできない、ということを自動販売機に比喩しています。
「悪い人を凝らしめたい気持ちは分かるけど、ここは我慢して耐えて身を引くのも一つの勇気…」
引用:【名探偵コナン 単行本42巻~43巻File.435 – 437・アニメ346話~347話 「お尻のマークを探せ」】
・エピソード…アニメ346話~347話 (42巻~43巻)「お尻のマークを探せ」
下校中に雨がっぱを被った通り魔と接触した歩美が、犯人探しに動き出そうとしていたところを止めようとした灰原のセリフです。
犯人だと断定できない状況で、犯人と接触した歩美が出ていくのは危険だと冷静に判断した灰原。
正義感が強い歩美は犯人を捕まえようと動き出しますが、一歩踏み出す勇気が大切な時もあれば、身を引くことも大切だということを伝えています。
怪盗キッド
「怪盗はあざやかに獲物を盗み出す創造的な芸術家だが… 探偵はその跡をみてなんくせつける…… ただの批評家に過ぎねーんだぜ?」
引用:【名探偵コナン 単行本16巻File.156 – 159・アニメ76話 「コナンVS怪盗キッド」】
・エピソード…アニメ76話 (16巻)「コナンVS怪盗キッド」
コナンと怪盗キッドの戦いが初めて描かれたエピソードでのセリフです。
怪盗キッドが出てくるエピソードを見た方であれば、だれもが1度は聞いたことのあるセリフではないでしょうか?
怪盗である自分を鮮やかな芸術家だと唱え、探偵であるコナンを難癖をつける批評家であるという、怪盗と探偵の対比を表しています。
キッドの名セリフといえばこれ!というほど、上位に入る人気のセリフです。
「泥棒は盗むのが商売…たとえそれが、人の心でもね」
引用:【第14作目 劇場版名探偵コナン「天空の難破船」(2010年)】
・エピソード…第14作目 劇場版名探偵コナン「天空の難破船」(2010年)
飛行船の乗務員として変装していたキッドが、蘭に正体がばれた時につぶやいたセリフです。
このセリフの後にキッドが蘭の手の甲にキスをするというシーンがあります。
キザなセリフだけど、キッドだからこそかっこいい!キッドファンの胸を高鳴らせた名セリフです。
少年探偵団
「逃げてばっかじゃ勝てないもん!!ぜーったい!!!」(吉田 歩美)
引用:【名探偵コナン 単行本42巻~43巻File.435 – 437・アニメ346話~347話 「お尻のマークを探せ」】
・エピソード…アニメ346話~347話(42巻~43) 「お尻のマークを探せ」
灰原の5つ目に紹介した「ここは我慢して耐えて身を引くのも一つの勇気」という言葉に対しての歩美のセリフです。
身を引くことも勇気であると主張する灰原に対し、逃げてばかりじゃ勝てないと主張します。
今までの灰原は、黒の組織に対して逃げ隠れするような言動や行動が目立っていたのですが、歩美のこのセリフを聞いて、少しずつ立ち向かっていこうと一歩踏み出すことになりました。
「母ちゃんが言ってたんだ!米粒1つでも残したらバチが当たるってなぁ!!」(小嶋 元太)
引用:【第5作目 劇場版名探偵コナン「天国へのカウントダウン」(2001年)】
・エピソード…第5作目 劇場版名探偵コナン「天国へのカウントダウン」(2001年)
爆発に巻き込まれたツインタワービルから脱出する際、灰原が自ら犠牲になろうとしていたところを元太が救い出した時のセリフです。
普段は食いしん坊のガキ大将というイメージが強い元太ですが、灰原のもとに駆け寄り灰原を抱きかかえながらこのセリフを言うシーンはとても男前でかっこよかったです。
小学生らしい言い回しが元太らしくありつつ、すごくいいことを言っているなと感じました。
「君はいったい歩美ちゃんの事どう思っているんですか? 一人の女性として、どう思ってるかって聞いてるんですよ!!!」(円谷 光彦)
引用:【名探偵コナン 単行本9巻File.81 – 83・アニメ12話 「歩美ちゃん誘拐事件」】
コナンに対して歩美のことをどう思っているのか聞いた時のセリフ。
現在は灰原のことも気になりつつ歩美ちゃんが好きという状態ですが、灰原が登場するまでは歩美ちゃん一途な光彦でした。
コナンをライバル視する、光彦の素直な気持ちがあふれ出るセリフです。
鈴木園子
「友情は不確かでもろいからいいんじゃない!!だから、心が通じあったときにあったかくなれるのよ!!もしもそれが、ガチガチで鉄板の都合のいいものだったら温かくなれないっつーの!!」
引用:【名探偵コナン 単行本66巻~67巻File.696 – 698・アニメ575話~576話 「黒きドレスのアリバイ」】
・エピソード…アニメ575話~576話 (66巻~67巻)「黒きドレスのアリバイ」
「友情ほど脆いものはない」と、蘭との友情関係を見下した犯人に返したセリフです。
友情とは何か?ということを改めて考えさせられます。蘭との友情を大切に思っている園子だからこそ出た言葉。
「ガチガチで鉄板の都合のいいもの」という言葉選びが園子らしさ全開です。
「例え記憶が戻らなくても… 私は一生、友達だからね…」
引用:【第2作目 劇場版名探偵コナン「14番目の標的」(1998年)】
・エピソード…第2作目 劇場版名探偵コナン「14番目の標的」(1998年)
事件に巻き込まれ、記憶を失った蘭のそばでつぶやいたセリフです。
記憶が戻らなくても、蘭と一生の友達でいたいという園子の思いが溢れているこのセリフは、蘭をどれだけ友達として大切に思っているかが伝わります。
高木渉
「誇りと使命感を持って国家と国民に奉仕し、恐れや憎しみにとらわれずに、いかなる場合も人権を尊重して公正に警察職務を執行しろって…」
引用:【名探偵コナン 単行本36巻~37巻File.369 – 373・アニメ304話 「揺れる警視庁 1200万人の人質」】
・エピソード…アニメ304話 (36巻~37巻)「揺れる警視庁 1200万人の人質」
松田陣平の仇である犯人を追い詰め、感情的になり拳銃を発砲しようとした佐藤刑事を止めようとした時のセリフです。
松田を死に追いやった犯人を目の前にして我を忘れてしまう佐藤刑事を、警察官としての在り方を改めて伝えることで冷静さを取り戻そうとした高木刑事でした。
悲痛な叫びをあげながら、犯人に拳銃を向ける佐藤刑事に胸が締め付けられます。
「それが大切な思い出なら忘れちゃダメです…人は死んだら、人の思い出の中でしか生きられないんですから…」
引用:【名探偵コナン 単行本36巻~37巻File.369 – 373・アニメ304話 「揺れる警視庁 1200万人の人質」】
・エピソード…アニメ304話 (36巻~37巻)「揺れる警視庁 1200万人の人質」
松田陣平のことを忘れられず、過去の辛い事件を思い出し「忘れさせてよ」と泣く佐藤刑事に返したセリフです。
松田刑事と佐藤刑事の過去が語られたうえでのこのセリフは、かなり胸が熱くなります。
亡くなった人はもう二度と生き返ることはなく、思い出の中でしか生きることができないということを伝えています。
個人的にこのセリフを聞いた時はかなり感銘を受け、もし自分の家族や友人が亡くなった時はこのセリフを胸に刻み、その人との思い出を忘れないようにしようと思いました。
コナンの中でもかなり人気エピソードで、内容もとても面白いのでチェックしてみてくださいね。
佐藤美和子
「正義って言葉はね、やたらと口にだして振りかざすものじゃないの… 自分の心の中に大切に強く秘めておくものなのよ…」
引用:【名探偵コナン 単行本21巻File.208 – 210・アニメ146話~147話 「本庁の刑事恋物語」】
・エピソード…アニメ146話~147話 (21巻)「本庁の刑事恋物語」
コナンの人気ラブコメシリーズ・本庁の刑事恋物語シリーズで、佐藤刑事が初めて少年探偵団に会ったときのセリフ。
自分の正義感で動こうとする少年探偵団を落ち着かせようとこのセリフを伝えました。
目暮十三
「そんなくだらん理由で人一人の命を奪ったんですか、あんたは!!!」
引用:【名探偵コナン アニメ135話 「消えた凶器捜索事件」】
・エピソード…135話 (アニオリ)「消えた凶器捜索事件」
「被害者にハンガーを投げられたから」という理由で犯行に及んだ犯人に放ったセリフです。
このエピソードはあまりにも犯行動機がヒドイということで有名なエピソードで、目暮警部のセリフもある意味名言となりました。
「あんたの行為は息子さんのためでも、逆恨みですらない!独りよがりで何の意味も持たない、人の命を弄んだただの憂さ晴らしだ…それが分らんのか⁈」
引用:【名探偵コナン 単行本28巻~29巻File.284 – 286・アニメ217話~218話 「封印された目暮の秘密」】
・エピソード…アニメ217話~218話(28巻~29巻) 「封印された目暮の秘密」
派手な格好をした女性が次々に襲われるという事件で、逆恨みで犯行を実行した犯人に放ったセリフです。
おとり捜査を行い犯人をおびき出す作戦をとっていたのですが、とある理由で目暮警部はおとり捜査に対し感情的になっていました。
そのうえ、犯人の自分勝手な理由で無関係の女性が次々に襲われるという悪行だったため、我慢していた感情が爆発し犯人に激しく叱咤しました。
自分の身を挺して、園子を守る警部がとてもかっこいいエピソードでした。
「お前が犯した愚かな行為は、全国に29万人いる警察官全ての誇りを傷つけたんだ!!」
引用:【名探偵コナン アニメ665話 「疑惑のイニシャルK」】
・エピソード…665話(アニオリ) 「疑惑のイニシャルK」
正義のために犯罪に手を染めたと主張する警察官に対して放ったセリフです。
どんな理由であれ、殺人を犯したことを「正義」だと主張した犯人に対して、警察官の誇りを傷つけていると叱咤しました。
正義感の強い目暮警部だからこそ出たセリフ。目暮警部の警察官としての真意を知ることができる言葉です。
赤井秀一
「やっと会えたな。愛しい 愛しい…宿敵さん?」
引用:【名探偵コナン 単行本48巻~49File.499 – 504・アニメ425話 「ブラックインパクト! 組織の手が届く瞬間」】
・エピソード…425話 (48巻)「ブラックインパクト! 組織の手が届く瞬間」
700ヤード(約685m)離れた先にいる黒の組織のメンバーを狙撃しようと、スコープを覗きながらつぶやいたセリフです。
ジンはかつて自分の恋人だった宮野明美を殺害した張本人でもあるため、赤井はジンを因縁の相手として認識しており、ここでは宿敵と書いて「こいびと」と呼んでいます。
このセリフをつぶやいた後、赤井の正確無比な射撃スキルでジンを撃つシーンがとてもかっこいいです。
「Fear of death is worse than death itself… 死の恐怖は死そのものより人を悩ます…」
引用:【名探偵コナン 単行本58巻File.599 – 604・アニメ499話 「赤と黒のクラッシュ 偽装」】
・エピソード・・・499話 (58巻)「赤と黒のクラッシュ 偽装
黒の組織との対決にて、危険な任務を全うしようとするキャメルに対してのセリフです。
死ぬことよりも、死ぬかもしれないという恐怖のほうが人間にとって煩わしいものである、ということを伝えています。「がんばれ」という応援の言葉を用いない、赤井らしい後押しの言葉です。
「まさかここまでとはな…」
引用:【名探偵コナン 単行本59巻File.605 – 609・アニメ504話 「赤と黒のクラッシュ 殉職」】
・エピソード…504話 (59巻)「赤と黒のクラッシュ 殉職」
キール(水無怜奈)に呼びだされ、来葉峠で拳銃を向けられたときにつぶやいたセリフ。
自分の運命はここまでであることを悟ったような言葉ですが、この一言には様々な意味が込められていることが、後のエピソード(緋色シリーズ)で明らかとなりました。
赤と黒のクラッシュシリーズは、のちの緋色シリーズに向けての伏線が数多く貼られている人気回なので、是非チェックしてください。
「そんな顔するな…命にかえても守ってやる…」
引用:【名探偵コナン 単行本76巻File.801 – 803・アニメ675話~676話 「1ミリも許さない」】
・エピソード…675話~676話 (76巻)「1ミリも許さない」
灰原の回想シーンで、過去に赤井に言われたことを思い出した時のセリフです。
沖矢の正体を疑う灰原が、ふと過去に赤井に言われたことを思い出しました。
恋人・明美の妹である志保(灰原)のことも、命に代えても守るという赤井の覚悟がうかがえる言葉です。
「目先の事に囚われて…狩るべき相手を見誤らないで頂きたい…」
引用:【名探偵コナン 単行本85巻File.891 – 898・アニメ783話 「緋色の真相」】
・エピソード…783話 (85巻)「緋色の真相」
自分に敵意を向けている安室に対し放ったセリフです。
スコッチ(諸伏景光)の死をきっかけに敵意を向けている安室ですが、黒の組織を壊滅させるという同じ目的を持っているのであれば、ここで敵対している場合ではないということを伝えています。
「緋色シリーズ」は、コナンのストーリーを知る上で重要なエピソードとなっておりますので、是非チェックしてくださいね。
安室透(降谷零)
「満喫したのなら…とっとと出て行ってくれませんかねぇ…僕の日本から…」
引用:【名探偵コナン 単行本84巻File.891 – 898・アニメ780話 「緋色の追求」】
・エピソード…780話 (84巻)「緋色の追求」
事件の被害者の知人としてジョディ・キャメル・安室が同じ現場で会ったときに、FBIの二人に向けて放ったセリフです。
このセリフからは日本という国への忠誠心とFBIに敵対心を抱いていることがうかがえます。
また、コナンが安室の本当の正体を突き止めることができたのは、日本への忠誠心溢れるこのセリフを聞いたことも理由の一つとなっています。
「僕には、僕以上に怖い男が二人いるんだ。そのうち一人は、まだほんの子供だがな」
引用:【第22作目 劇場版名探偵コナン「ゼロの執行人」(2018年)】
・エピソード…第22作目 劇場版名探偵コナン「ゼロの執行人」(2018年)
安室(降谷)の行動を見てきた風見の「降谷さんが怖いです」というつぶやきに返したセリフです。
子供ながらに事件を解決してしまうコナンの実力を認めていることがわかります。
ちなみに、もう一人のことは赤井秀一のことであると青山先生のインタビューで明らかになりました。
「僕の…恋人は……この国さ!!」
引用:【第22作目 劇場版名探偵コナン「ゼロの執行人」(2018年)】
・エピソード…第22作目 劇場版名探偵コナン「ゼロの執行人」(2018年)
安室の車の中でコナンが「安室さんって恋人いるの?」と聞かれた時に返したセリフです。
自分の恋人をこの国(日本)と断言するほど、安室の日本への愛の強さを改めて感じます。
「ゼロの執行人」は、初めて安室透がメインキャラクターとなった劇場版作品で、終盤で繰り広げられるコナン&安室のアクションシーンは特にかっこいいです。
ベルモット
「A secret makes a woman woman…(女は秘密を着飾って美しくなるんだから…)」
引用:【名探偵コナン 単行本42巻File.429 – 434・アニメ345話 「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」】
・エピソード…アニメ345話(42巻) 「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」
ジョディと対面したベルモットが正体を明かした際につぶやいたセリフです。
ジョディは幼少期に両親をベルモットにより殺害されており、現場にてベルモットに遭遇した際にこのセリフを聞いていました。
この言葉はジョディにとって仇を打つために忘れないよう、同じ言葉を何度も自分で発して忘れないようにしていました。
ベルモットといえば!というほど、このセリフはベルモットの代表的なフレーズです。
「Move it Angel!!(どいてエンジェル!!)」
引用:【名探偵コナン 単行本42巻File.429 – 434・アニメ345話 「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」】
・エピソード…アニメ345話(42巻) 「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」
灰原を庇っている蘭に対しての声を荒げた時のセリフです。
1年前に自分(通り魔に扮したベルモット)を救ってくれた蘭を「エンジェル」と呼んでおり、以降は新一と蘭を傷付けないと心に誓っています。
しかし、組織の人間としては灰原を抹殺しなければならないという、天秤にかけるような状況に陥っています。
普段はクールで冷静沈着なベルモットですが、この時のベルモットはかなり感情的に声を張り上げている様子が描かれています。
「そう、彼よ…私の胸を貫いた彼なら…なれるかもしれない…長い間待ち望んだ…銀の弾丸に…」
引用:【名探偵コナン 単行本42巻File.429 – 434・アニメ345話 「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」】
・エピソード…アニメ345話(42巻) 「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」
ジンとの電話の中で「工藤新一知っているか?」と聞かれ、心の中でつぶやいたセリフです。
黒の組織のメンバーとして活動するベルモットですが、作中では時々、黒の組織が壊滅することを望んでいる節を見せています。
コナンの頭脳があれば組織を壊滅できるかもしれないと期待しているように見えます。
※「銀の弾丸」…ホラー映画などで「不死身の狼男でさえも一撃で仕留めることができる武器」として呼ばれており、黒の組織のメンバーはこれになぞらえて、自分たちの強敵となりうる人物を”銀の弾丸”と呼んでいます。
ジン
「闇に舞い散る白い雪…それを染める緋色の鮮血…組織の目を欺くためのその眼鏡とツナギは、死に装束にしては無様だが…ここは裏切り者の死に場所には上等だ…そうだろ?シェリー…」
引用:【名探偵コナン 単行本24巻File.238 – 242・アニメ176話~178話 「黒の組織との再会」】
・エピソード…176話~178話(24巻) 「黒の組織との再会」
杯戸シティホテルの暖炉から、屋上に脱出した灰原(シェリー)を追い詰めた際につぶやいたセリフ。
ホテルの作業ツナギを着て暖炉から屋上へシェリーが逃げたことを察し、屋上へ追い詰め灰原を撃ちました。
ジンの兄貴の言葉のセンスが光っているセリフです。
「黒と黒が混ざっても…黒にしかならねぇよ…」
引用:【名探偵コナン 単行本29巻File.287 – 289・アニメ230話~231話 「謎めいた乗客」】
・エピソード…230話~231話 (29巻)「謎めいた乗客」
「マティーニでも作らない?」と誘ってきたベルモットに返したセリフです(原作のみ)。
マティーニは、スピリッツのジンとリキュールのベルモットを混ぜて作るカクテル。
マティーニを作る=ジンとベルモットを混ぜる=夜のお誘いというニュアンスになりますので、少し大人な表現となっています。
アニメでは表現が少し過激だったのか、このセリフは別の会話になっています。
松田陣平
「前に進めるかはあんた次第…あんたが忘れちまったらあんたの親父は…本当に死んじまうぜ?」
引用:【名探偵コナン 単行本36巻~37巻File.369 – 373・アニメ304話 「揺れる警視庁 1200万人の人質」】
・エピソード…アニメ304話 (36巻~37巻)「揺れる警視庁 1200万人の人質」
松田のことを思い出す佐藤刑事の回想の中でのセリフです。
佐藤刑事の父親も刑事をしており、佐藤刑事はかつて父が使っていた手錠を形見として使っていました。
父親の形見の手錠を使っていることを松田に「吹っ切れ」と馬鹿にされるかと思っていた佐藤刑事でしたが、松田は「忘れる必要はない」と言いました。
高木刑事の名言でも紹介した「人の思い出の中でしか生きられない」というセリフと似ていますね。
「焦りこそ最大のトラップだぜ?」
引用:【名探偵コナン 『警察学校編』File.10-12「警察学校編 Wild Police StoryCASE.諸伏景光」】
・エピソード…「警察学校編 Wild Police StoryCASE.諸伏景光」
降谷が初めて爆弾を解体するときに発したセリフです。
焦らず落ち着いていこうと声を掛けました。
この声掛けがあったからこそ、劇場版名探偵コナン「純黒の悪夢」での爆弾解体シーンで松田の言葉を思い出し、降谷は奮起して爆弾を解体しました。
萩原研二
「な?言っただろ?あきらめる必要は全然ねぇってな!」
引用:【名探偵コナン 単行本101巻File.1073 – 1075・アニメ1098話~1099話「風の女神・萩原千速」】
・エピソード…1098話~1099話(101巻)「風の女神・萩原千速」
萩原研二の姉・千速の回想シーンで、研二に言われた言葉を思い出しました。
千速は友人と約束していたライブを見に行く予定でしたが、解体作業好きの松田に自分の携帯を解体されてしまったことで連絡が取れなくなってしまいます。
そんな時、研二が待ち合わせ場所の会場へ一緒へ向かい、大声をあげてその友人を直接探してくれたのです。
千速は諦める必要はないという研二の言葉を胸に深く刻んでいます。
諸伏景光
「悪い降谷…奴らに俺が公安だとバレた…逃げ場はもう…あの世しかないようだ…じゃあな零…」
引用:【名探偵コナン 単行本90巻File.954 – 957・アニメ866話~867話「裏切りのステージ」】
・エピソード…866話~867話(90巻)「裏切りのステージ」
降谷の過去回想で、黒の組織に自分が公安のスパイであることがばれたことを報告した時のセリフです。
諸伏のもとに向かった降谷ですが、たどり着いたときすでに諸伏は息絶えており、拳銃を片手に立つ赤井の姿がありました。降谷が赤井を恨むようになった原因がこのエピソードで語られています。
伊達航
「お前も気ィつけろよ。刑事といえど命は1つ…そいつの張り所を間違えるんじゃねぇぜ?」
引用:【名探偵コナン 単行本76巻~77巻File.804 – 808・アニメ681話~683話「命を賭けた恋愛中継」】
・エピソード…681話~683話(76巻)「命を賭けた恋愛中継」
犯人に誘拐された高木刑事は寒さで意識が遠のいていく中、伊達航との過去を思い出す回想シーンでのセリフです。
警察学校時代の同期が今どこで何をしているかわからず、すでに死んでしまっているかもしれないという話をする伊達さん。同じような運命をたどらないよう、命を張るときは気をつけろという高木刑事への忠告でした。
高木刑事にとって伊達さんの存在は大きく、彼の警察手帳は高木刑事が形見として受け取っており、大切に使っているようです。
その他の人物
「もちろん、あなたに好意を寄せる幾多の男の内の一人の戯言として、聞き流していただいても構いませんが…」(京極 真)
引用:【名探偵コナン 単行本22巻File.219 – 221・アニメ153話~154話「園子のアブない夏物語」】
・エピソード…153話~154話(22巻)「園子のアブない夏物語」
園子の露出多めな服を見た京極さんが放ったセリフです。
男探しに出かけた旅行先で殺人事件に遭い、さらに謎の男から後をつけられた園子は絶対絶命の状況…でしたが、後をつけていた謎の男は園子に好意を寄せていた京極真でした。
ザ・日本男児ともいえる京極さんの言葉選び。
好きな女性を全力で守り、好きな人に「好き」と素直に伝えられる京極さんの男前な一面が伺えます。
「人はふとしたことで傷つける側にも傷つけられる側にもなる。そうならないためには、相手の事を思いやる気持ちが必要なんじゃ。」(阿笠 博士)
引用:【第9作目 劇場版名探偵コナン「水平線上の陰謀」(2005年)】
・エピソード…第9作目 劇場版名探偵コナン「水平線上の陰謀」(2005年)
少年探偵団の「なぜ人が人を殺してしまうのか?」という質問に対して、阿笠博士が答えたセリフです。
コナンの名言の中に「言葉は刃物」という言葉があるように、人はちょっとしたことで傷つけてしまったり、逆に傷つけられたりすることがありますが、そうならないためにどうしたらよいのか?ということを教えてくれる言葉のような気がします。
「アホ!!命に人のも自分のもあらへん!奪ったらアカン大事な物や!!それを絶つアホは人殺しと同じやねんで!!なんぼそれが自分の物でもな!!!」(服部 静華)
引用:【名探偵コナン 単行本28巻File.276 – 278・アニメ220話~221話「偽りだらけの依頼人」】
・エピソード…220話~221話(28巻)「偽りだらけの依頼人」
服部平次の母・服部静香が、自殺しようとした犯人を止めた時のセリフです。
自分の命・他人の命に違いなどなく、自分のだからと言って簡単に捨ててはならないということを伝えています。
蘭の名言でも「命に他人のも自分のもありません…」というセリフがありますが、このセリフはもともと静華さんの言葉をオマージュしたものです。
「一度ルールを破ると癖になっちゃうんだぞ!!癖は止めようと思っても止められないんだぞ!!お前、そんなこともわかんないのかよ⁈」(幼少期:千葉 和伸)
引用:【名探偵コナン 単行本71巻File.741 – 742・アニメ624話「初恋のビデオレター」】
・エピソード…624話(71巻)「初恋のビデオレター」
幼少期の千葉刑事と三池苗子の回想シーンで登場した千葉刑事のセリフです。
急いで横断歩道を渡りたかった三池ちゃんですが、タイミングよく赤信号になってしまい渡ることができず…赤信号を渡ろうとしたところを、千葉に止められるシーンです。
三池ちゃんはこの言葉をきっかけに、幼いころから正義感の溢れる千葉のことを好きになりました。
「ダメですよ渡っちゃ…誰も見てないと思っても私が見てるしあなただって見てる…。一度ルールを破るとクセになっちゃうんですよ?クセになったらなかなか直せないんですよ?そんな事もわからないんですか?」(三池 苗子)
引用:【名探偵コナン 単行本96巻File.1013 – 1017・アニメ974話「標的は警視庁交通部(四)」】
・エピソード…974話(96巻)「標的は警視庁交通部(四)」
事件に巻き込まれ怪我を負った三池を抱えて病院へ向かう千葉。急いで向かおうと赤信号を渡ろうとしたとき、三池が千葉につぶやいたセリフです。
千葉が幼馴染の三池であることに気づかないというすれ違いの多かったカップルですが、ついに三池がこのセリフを発したことで、千葉は三池の存在に気づきました。
「えぇ…今の僕にとって1分は無限ですから。」(羽田 秀吉)
引用:【名探偵コナン 単行本85巻File.899 – 902・アニメ785話~786話「太閤恋する名人戦」】
・エピソード…785話~786話(85巻)「太閤恋する名人戦」
将棋の対局相手に「持ち時間が1分しかないが大丈夫か?」と聞かれたときに答えた、羽田秀吉のセリフです。
宮本由美が誘拐されたため、タイトル戦の持ち時間を利用して由美を助けに行ったことで、自分の持ち時間が1分となりました。
持ち時間もなくなってしまったことで負け試合を覚悟していましたが、対局の時に必ずお守りとして持っている由美の写真を無くしてしまい、更に落ち込んでしまいます。
そんな姿を見た由美は秀吉にキスしたことで、再び気力を戻し試合へと戻っていき、このセリフを言いましたました。
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